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2018年8月30日木曜日

惨劇霊殿 タムタラの墓所②

まだまだ暑いですね…
お盆過ぎたら早く涼しくなってほしいものです…

それでは壺室の奥から先に進んでいきたいと思います!


壺室から奥へと進んでいくと
正面に怪しい煙が出ている穢された石棺が納められた部屋が見えてきます。



小部屋の左手にはまたしてもヴォイドの封印が…


これは小部屋にある石棺を調べろという暗示でしょう。
早速小部屋に入ってみましょう。

小部屋の右手に周囲にはここまでで見てきたような宝珠が確認できます。
どうもここではこの石棺がこの宝珠の代わりをしているようですね。



そして周囲にはエオルゼア文字で書かれた血文字のようなものが…
ちょっと読みにくいですが読んでみましょう。

It came
Whisper


Reply
「It came reply whisper」(意訳:返事は囁きとなってきた)

「返事」「囁き」が何を指すのか、その答えはこの部屋の破れた手記にあります。
さっそく読んでみましょう。



顔色が悪いのは多分暑いのが苦手なせいじゃないとは思うのですが
とはいえ、ある意味暑いのが苦手ともいえるかもという…

さて先ほどの血文字「返事」「囁き」の正体ですが、
前回の手記から語り掛けていた首が、耳元で返事を囁き返してくれたというものでした。
ただここでは「囁くことをやめてくれるはず」ともいっており
耐えることのない囁きに精神的にかなり追いつめられるようです。


では先に進むため、結界を破る鍵と思われる石棺を調べてみましょう。
石棺の中からは第8位の妖異ペルソナの固有種:ダンタリオンが襲ってきます。


この妖異はデスマスクや仮面を依り代に顕現するのですが、
恐らく副葬品の仮面などから召喚し、結界の源として使役したのではないかなと。
(余談ですが、リアルゼアにてといえばソロモン72柱の悪魔の一柱。
あらゆる学術に関する知識を教え、心を読み取り人を意のままに操る力をもつといわれ、
また愛を燃え立たせる力を持つといいます。ある種ぴったりの悪魔というところでしょうか。)
この気味悪い妖異を撃破すると不気味な気配が消え去り、進路を進めるようになります。


進路には恐らく体を集める過程で生み出されたであろう
死屍綱ゴーストの固有種:スペア・ソウル(spare soul)スペア・ウィル(spare will)
呪具綱デュラハンの固有種:ディスカーテッド・ボディ(discarted body)
が彷徨っていました。



スペア・ソウル
スペア・ウィル
ディスカーテッド・ボディ

それぞれ「代わりの魂」「代わりの意思」「不要な肉体」という意味になります。
墓所に眠る魂や肉体をヴォイドの力で蘇らせてみたものの
彼の胴体や意思の代わりとなるものではなかった…ということでしょうか。

(再び余談ですが、魂と意思で精神体が2種類いるのは所謂魂魄の考え方ではないかなと推測されます。魂は精神を支える気、魄は肉体を支える気を表しており、簡単に言えば精神の中の意識と無意識といったところですね。

哀れな犠牲者を再び眠りを与え、次の封印を解くために別の小部屋へと進みます。


ここでは血文字でWhisperと書かれており、またその下に手記が落ちています。




彼の頭はさらに囁き続けていました…
囁きの主は体を求めているようで、彼女はそれに従い墓所へときたのでしょうか。
余り新鮮な肉体はないかもしれませんが、数には困らなそうですし…

ではここの穢された石棺の妖異を退け、先へと進んでいきましょう。


ここではファントムソルジャーというおまけもついてきますが
特に強くないのでさくっとかたずけてしまいます。




地図を見る限り、次が最後の小部屋となります。



ここにも手記と血文字でメッセージが書かれています。
まずは血文字の解読からしていきましょう。

where is it
Loss bursts





bursts
今回は3つ。それらをそれぞれを訳すると

「where is it」(意訳:それはどこにあるの?)
「bursts」(意訳:爆発する、もしくは綻びる)
「Loss bursts」(意訳:失う、爆発するor綻びる)

という感じに読み取れます。

最初の文の「それ」とは手記にあった「自由に動ける体」のことでしょうか。
やはり墓所にあるような体では不十分だったという事でしょうか。
先ほどのディスカーテッド・ボディがそれを示しているとも言えますね。



次の「爆発する or 綻びる」ですが、色々とネットでも考察がされている部分のようで…
個人的見解としては「綻びる」の訳の方を推したいです。
では何が綻びるのか?となるのですが、
これは彼女の人間としての、冒険者としての一線が綻びてしまったという事なのではないかなと思います。具体的に何を行ったのかは定かではありませんが、遺体を玩んだり、生きてる人を手にかけるなどそういうことではないでしょうか…


最後の「失う」については冒険者としての、もっと言うと人間としての誇りや尊厳を失ってでも彼の復活を願ってしまったことを指しているのではないかなと。

(ちなみにメタ的な考察としてはこの先に待ち受ける2番目のボスのギミックを開設しているのではないかなというのもあるのではないかなと思います。)

爆発する魂:ネームレスソウル

ここらへんはかなりいろんな考察が出来ると思いますので
是非皆さまも思考を巡らせてみてくださいね!

手記の方も忘れず読んでおきましょう。




沢山の魂ってことはそれだけたくさんの犠牲者が…
どんどん狂気に突き進んでいってる感じがしますね。
悪い意味でもう迷いがないというのがまた…

最後の部屋の石棺を触れるとファントムナイトというソルジャーよりちょっと上の
おまけが出てきます。


大して強くはないので再びさくっと倒して先へと進んでいきましょう。





この先がここでの最後のエリア、絶対王ガルヴァンスの墓となります。
前回タムタラの墓所を訪れた際はただの石棺のある小部屋だったはずですが、
今回はこの大空洞が絶対王ガルヴァンスの墓と呼ばれています。


恐らくですが、前回の小部屋がフェイクでここが本物の墓所なのではないでしょうか。
盗掘を避けるためにあえてそのような伝承にしておいたのかもしれませんね。

ここではパイヨ・レイヨ氏生贄にされそうになっているので彼を守りつつ
手記に書かれていた「自由に動ける体」である「スペアボディ」と戦います。


ボスを倒し、パイヨ・レイヨ氏を解放したのちに足元のレリーフを見てみると
どこかで見たことがあるような意匠が…


これは道中を封印しており、かつてタムタラの墓所を訪れた際にも見た
最後の群民の使用していたヴォイドの封印術式の紋章です。

ノーマルタムタラの封印
もしかしたら絶対王ガルヴァンスは古い時代からヴォイドと契約を結び
その力を確かなものにしていたのかもしれませんね…


さて今回もかなり長くなってしまいましたが、次回はいよいよ最後のエリア。
この悲劇に終止符を打つため、先へと進んでいきます。



                                 つづく

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