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2017年8月31日木曜日

天然要塞 サスタシャ浸食洞②

では、いよいよ霧髭のアジトへと進んでいきたいと思います。



あちらこちらに略奪したと思われる物品が転がっていますが
特に整理されておらず、武骨な海賊らしさが出ている気がします。




洞窟の崩落を防ぐための柱もありますが、
これらは中型船のマスト(帆柱)をそのままか、その技術を流用したものと思われます。


柱についてる装飾(補強金具?)もいい味を出していますね。


また入ることはできませんが、大きな木製の扉も見受けられました。


閂がこちら側にあり、中からは出れないようにしているため
何かを閉じ込めておくためのものと推測できます。
これらを観察すると霧髭の海賊団が高い木工技術を持っていたことがうかがえます。



さて、道中で出てくる犬型のモンスター「スカヴィ・ドッグ(Scurvy Dog)」
これは直訳すると「壊血病の犬・卑しい犬」となりますが調べていくと
少し面白い話を見つけましたのでちょっと紹介。


船乗りが罹患しやすい病気に「壊血病」があります。
これはビタミンCの欠乏により出血性の障害が体内の各器官で生じる病気なのですが、
新鮮な果物などを定期的に補給できない長期の航海に出ていた船乗りにとっては
とても恐れられていた病気でした。
しかし同時に、そういった病気にかかった人のことを侮辱する風潮もありました。
当時は原因などもわからなかっため、体の弱いやつなどと馬鹿にされたのでしょう。
そこで「Scurvy Dog」という侮辱する言葉が流行ったそうです。

それが海賊の飼っている犬型のモンスターの名前になっているのは
なかなかウィットが富んでいますね。
ここでのスカヴィ・ドッグは痩せてはいるものの首におしゃれなバンダナをまいており
侮辱されずに大事に育てられたのかもしれません。



進んでいくと「舷梯門」に到着。
舷梯とは船の外側に備えつけられている乗り降りするのに使うはしご段または階段のこと
です。(タラップといったほうがピンと来る人がいるかも)
洞窟なのになぜ船に乗り降りする階段の名前がつけられているのか
については次回にて紹介したいと思います。



さて、ここで待ち受けるは海賊「海蛇の舌」のマディソン船長です。
早速親分が登場とは余程腕に自信ありなのか、と思いきや
ある程度ダメージを与えるとスタコラと逃げて行ってしまいます。


さて、このエリアで注目したいのは船長ではなく後ろの小鳥「コリブリ」

マディソン船長に飼われているこの鳥、戦闘中に茶々を入れてきます。





台詞の3つのうち、2つは船長をほめているのですが1つだけ悪口?をいっています。
ほめてる二つは船長をおだてるために覚えさせたものでしょうが、
一つはこっそり悪口を教えたのでしょう。こういう遊び心も海賊は大事かもしれません。


ちなみに、この「イヤラシイ」ですが実は元ネタがあります。
それなりに長いのと横道すぎるので端折りますが
FF11のとあるネタでコリブリといえば「いやらしい」
というのが合言葉的なものとなっているのです。
興味のある方は「我々のコリブリ」で検索してみてくださいね!

余談が多くなり長くなってしまったのでいったんここまで。
次回もアジトを散策していきます。

                                 つづく



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